講師紹介

ピアノとの出会い

5歳の時にピアノを始めました。自分から「ピアノを習いたい」と言い、ピアノのレッスンを受けはじめました。
私は覚えていませんが母の話によると、母は「ピアノを習いたい」といった時、「すぐにやめてしまうのでは?」と思いすぐには習わせず様子を見ていましたようです。でも1年間「ピアノを習いたい」と言い続け、ピアノをやりたいとう気持ちが母に伝わりはピアノを習い始めたそうです。

トランペットを始める。ピアノの先生が変わり音楽の楽しさを知る!

小学校4年生の時、小学校の金管バンドに入りました。いつも運動会の季節になると朝グラウンドで金管バンドのメンバーが行進の練習をしていました。それを見てかっこいいな!私もいつか金管バンドに入って楽器を演奏してみたい!と思っていました。友達がトランペットを希望していたので私もトランペットを希望。心の中でパーカッション(打楽器)もいいなと思っていたけど。そしてトランペットを3年間演奏しました。金管バンドに入ったことでピアノのレッスンの時間が変わりピアノの先生が変わりました。新しい先生はエレクトーンが得意な先生だったので、曲に取り組む時のイメージが変わりました。例えば、ピアノの曲だとしても、ピアノの音だけで考えるのではなく、「低い音はチューバが演奏いているように弾こう!」とか、「この音はトランペットのように」などと、表現の楽しさを教えて下さりました。

サックスとの出会い

中学1年生の時に吹奏楽部に入りました。担当楽器はサックスを希望!マーチングの全国大会に出場する学校だったので、コンサートの機会も多く小学校のころから吹奏楽の演奏を聴く機会が多くありました。サックスを見て「かっこいいな!あの楽器演奏してみたい!」と思いました。入部の時、サックスを希望する生徒が多かったのですが、希望どおりにサックス担当に!1年生はテナーサックス・2年生はバリトンサックス3年生はアルトサックスとソプラノサックスを担当していました。「サックスはトランペットよりもピアノよりも簡単に音の出る楽器だ!なんでも演奏できる!」そう感じ、サックスが吹けるのが嬉しくて朝練習・昼練習・放課後練習とたくさん楽器に触れていました。マーチングにも力を入れている部活で、マーチングで3年連続全国大会出場しました。マーチングとは楽器を演奏しながら行進したりフォーメーションを組むものです。2年生になる時に顧問の先生が変わり指導の方法もかなり変わり苦労しました。3年生の時にはドラムメジャーと言いう行進の先頭に立つ指揮者に選ばれ、貴重な経験もしました。

サックスを続ける?

高校も吹奏楽部へ。中学校の時にジャズやビックバンドが好きになりました。そして、「グレンミラー物語」という映画を見て一時期グレンミラーが好きになりトロンボーンもやってみたいな!と思い部活見学の時はトロンボーンを吹いてみました。サックスとトロンボーンどちらの楽器にしようか悩んだけどやっぱりサックスを選びました。中学校の時にかなり練習していたのでやめるのがもったいないな・・。サックスやめてしまうの寂しいなそんな気持ちでってので、サックスを続けることにしました。

音大受験を決めるも近くにサックスの先生がいない

高校2年生で音大受験を決めるも、近くに通える先生がいませんでした。
高校2年生くらいの秋から音大受験のため、2か月に1回北海道から東京の先生の元へレッスンに通ったり、そのころ音大に入っている地元の先輩が帰省した時にレッスンして頂いたり、レッスンをする環境に恵まれていなく苦労しました。
音大受験でお世話になった先輩方含め私にサックスを教えて下さった先生は4名います。演奏表現を重視する先生、基礎力を上げることを重視する先生、リードの選び方を重視する先輩、技術を重視する先輩、教えてくださる視点が違い、私のサックス演奏の可能性を広げて下さりました。
わからないと思った時にすぐに聴けないのが悩みの種でした。当時携帯電話が出たばかりの環境で連絡手段は電話。わからないことを先輩先生に気軽に聴ける環境ではありませんでした。でも、自分の演奏を分析してどうしたら上手くいくのか考える力が身につきました。

音大では

音大に入ってからはもっと早く知りたかったと思うことばかり。エチュードをとおしてこんなにも表現力が論理的に理解できるかと驚きました。定期的にレッスンを受けられる環境、毎日楽器を吹くことが勉強!という環境が嬉しくてたくさん練習しました。
吹奏楽にも力の入れている音大だったので吹奏楽の授業は楽しいこともありましたが、技術向上のため上手く演奏することが求められ緊張する場面もありました。でも練習好きだったのでコツコツ積み重ねることで緊張も和らぎました。
学生に教える仕事をしたり、サックス四重奏で演奏の仕事をしたり、吹奏楽のCDの録音に参加したり様々な経験をしました。この中で教えるという仕事が1番好きでした。悩みを解決し生徒が変わる姿が見られるのがなにより嬉しかったのです。

その後ジャスやクラシックのサックスをもっと学びたくて2人の先生につき私のサックス先生は合計6名!広い視点を持つことができました。

練習時間がとれなくて・・・

大学卒業後は中学校音楽の教員の道に進みました。授業の他に吹奏楽部の顧問、その他の学校業務で忙しく楽器の練習する時間はわずかでした。音大受験・音大中に練習していた基礎練習や技術アップのための練習曲のための時間もとれず曲練習だけしかできない。この練習で私は楽器が上達するのだろうか?たくさん練習時間がとれないのに人前で演奏してよいだろうか?自分が理想とする練習時間もないままサックスを続けるの?と悩みました。
いきついたのは「サックスが演奏したい!」「少しずつでもレベルアップしていきたい!」この気持ちです!
短い時間でいかに練習の効率をあげるか、毎日練習できなくても技術が上がる方法はないか、試行錯誤の日々でした。

大人は仕事に友人との時間、家族との時間、遊ぶ時間で練習時間を多くとれない方もいらっしゃいます。練習時間が多く取れなくてもサックスを続けてきた方法をお伝えしたい!現在は中学校の時間講師をしながら、サックスの個人レッスンにも力を入れております。

大事なのは何を目的に演奏するのかということ。
楽しむためのサックス演奏
レベルアップのためのサックス演奏
コンクールのためのサックス演奏
どの目的のためにサックスを演奏するかを生徒さんと共有し短い時間で効率よく楽しく練習できる方法をお伝えしています。

経歴

やまもと  ともえ
 山本   智絵

北海道稚内市出身 5歳からピアノを始める。中学校で吹奏楽部に入りサックスを始める。高校でも吹奏楽部に在籍。武蔵野音大に入学し、大学在学中、吹奏楽選抜メンバーに選ばれ、国内演奏旅行、CDの録音に参加。武蔵野音楽大学卒業後、音楽の教員として勤める。現在、音楽の非常勤講師として勤めながらサックスの指導を行う。

お問い合せ

体験レッスンお申し込みの方はこちら

疑問・質問の個別のお問い合わせはラインが便利です。
公式ラインでは個別で電話もできますので気軽にご質問ください。