サックスを手にして、次は楽譜の購入!
と思ったときに、好きな曲の楽譜を購入しても、難しくて練習が続かない…。
となってしまっては残念ですよね。
サックスを始めたばかりの方は、演奏しやすい曲と演奏しにくい曲の見分け方が難しい。
そのような方が楽譜をどう見分けるとよいかについて書いていきます!
1,#や♭は何個ついている?
#や♭の数が多い方が運指が難しくなってきます。
楽器を始めたばかりの方は、#や♭の数が1~2のもの、または、何もついていないものが演奏しやすいです!
楽譜の始めに、#や♭が何個ついているか確認しましょう!
こちらの楽譜は↓↓↓

♭が1つなので演奏しやすい楽譜です!
こちらの楽譜は↓↓↓

#が3つなので演奏しにくい楽譜です。
演奏したい曲の楽譜の始めを見て演奏しやすい曲と演奏しにくい曲どちらか確認してみましょう!
2,テンポはどのくらい?
曲のテンポが速いと、運指は難しくなります。
楽譜で曲の速さを確認するには楽譜の始めの「♩=〇」の表示を確認していきます。
楽譜の確認する場所は下の楽譜の赤丸の部分になります。

上の楽譜は「♩=165」なのでとても速い曲です。
#は1つで演奏しやすい方なのですが、テンポが速いため、あまりお薦めできません。
次の楽譜はどうでしょう。
次は赤丸はしていませんが同じく「♩=〇」の表示を確認していきます。

上の楽譜は「♩=82」なので演奏しやすい曲です!
3,途中で出てくる#や♭などの数は?
楽譜の始めには表示されていなくても、曲の途中で一時的に「#や♭」などのが音符につくことがあります。これを臨時記号と言います。
臨時記号に使われる記号は以下の5つです。記号の意味を確認してみましょう。

楽譜を通して確認してみるとこちらの楽譜は、

臨時記号が多くて演奏しにくい曲になります。
こちらの楽譜は、

臨時記号が少なく演奏しやすい曲になります。
ジャズっぽい曲は、かっこいいのですが、この臨時記号も多く使われる曲も多いです。
そのため、楽譜全体を通してみた時に臨時記号の数が少なめの楽譜を選ぶと演奏しやすいです。
「#や♭の数」「曲のテンポ」「臨時記号の数」を確認して演奏しやすい曲で、レパートリーを増やしサックスを楽しんでいきましょう♪

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